ストレッチ
産後の不調
新たなステージを万全の状態で迎えましょう
出産は、新しい家族と出会う人生における一大イベントです。
新しいステージへと進む大きな一歩ですが、出産後に産後の不調と付き合いながら頑張っているお母さんも多いのではないでしょうか。
産後はホルモンバランスが大きく乱れます。
その結果、頭痛やめまい、イライラなど、自身でのコントロールがむずかしい不調が出ることもあります。
産後を赤ちゃんとすこやかに過ごすために、産後の不調について知り適切に対処することが大切です。
そして、お母さんだけでなく、ご家族も産後の状態について理解を深めておきましょう。
こちらでは、産後の不調の原因や症状、対処法・予防法・当院での施術内容をご紹介しています。
こんなお悩みありませんか?
TROUBLE
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TROUBLE
目次
contents
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産後の不調による症状
SYMPTOMS
産後の不調による症状
SYMPTOMS
産後のおもな不調症状
腰の炎症や熱感
出産によるダメージに加え、夜間授乳で細切れの睡眠しか取れない日々が続くと、疲労感やだるさが残ることがあります。
頭痛や耳鳴り
授乳時に肩や腕に負担がかかると、頭部への血液循環が悪くなり、頭痛や耳鳴りを起こすことがあります。
腱鞘炎
産後はホルモンバランスの乱れによって、炎症が起こりやすい状態です。
そのようななかで赤ちゃんのお世話や家事を頑張っていると、手首に負担がかかり腱鞘炎になることがあります。
腰痛
骨盤まわりが緩んだ状態が続くと、腰にかかる負担が増え腰痛を伴うことがあります。
めまいや立ちくらみ、動悸、息切れ
ホルモンバランスの変化によって自律神経のバランスが崩れると、めまいや立ちくらみ、動悸、息切れなど、さまざまな症状が起こりやすくなります。
また、産後は鉄分不足になりやすいことも関係していると言われています。
精神的な症状
産後はホルモンバランスの変化やストレスによって、イライラや不安感を覚えることが多く、悪化すると産後うつになる可能性があります。
産後の不調の原因
CAUSE
産後の不調の原因
CAUSE
産後は赤ちゃんとの生活が始まり、家庭のことや自分の体調など、さまざまな悩みに直面しやすい時期です。
産後の不調が始まっても適切に対処できるよう、まずは産後の不調の原因と症状を把握しておきましょう。
ホルモンバランスの乱れ
妊娠を維持するために急増した様々な女性ホルモンは、出産後、胎盤の排出に伴い急激に減少し始めます。
すると、ホルモンバランスが崩れ、内臓や血管などをコントロールする自律神経が変化にうまく対応できず不調を感じることがあります。
関節の緩み
赤ちゃんの通り道を広げるために、出産時に骨盤まわりの筋肉は緩みます。
産後、この緩みは勝手に戻るということは少なく、正しくケアができていないと骨盤まわりが緩んだ状態が続いてしまいます。
その結果、身体に腰まわりを中心に蓄積される負担が大きくなり腰痛や関節痛といった症状を引き起こす場合があります。
出産による負荷
出産直後は、骨盤にある骨盤底筋のダメージが回復しきっていません。
骨盤底筋は、内臓を正しい位置に保ったり、尿漏れを防いだりする役割がある筋肉です。
骨盤底筋にダメージが残っていると、尿漏れや残尿感などが起こる可能性があります。
筋力低下による不良姿勢
妊娠期間中や産後は、どうしても運動不足になりやすく、筋力の低下によって姿勢が悪くなる傾向にあります。
その状態のまま、赤ちゃんを抱っこしたり授乳したりしていると、一部の筋肉に負担がかかり、頭痛や腰痛などの不調が生じることがあります。
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産後の不調の対処法・予防法
APPROCH&PREVENTION
産後の不調の対処法・予防法
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産後は育児に追われ、まとまった時間を確保しにくい方も多いのではないでしょうか。
しかし、放置していると、さらに症状がつらくなってしまうかもしれません。
産後の不調が気になっている方は、自宅で行える対処法・予防法を試してみましょう。
ストレッチによって骨盤まわりをほぐすことで、心身がスッキリしやすくなります。
・おしりのストレッチ
1)仰向けになり、足をまっすぐ伸ばします。
2)片膝を曲げて胸に寄せ、両手で膝関節を胸に引っ張ります。
反対側も同様にストレッチしましょう。
・股関節まわりのストレッチ
1)床に座り、あぐらのような姿勢で両足の裏をあわせます。
2)踵(かかと)をなるべく身体に近づけます。
3)骨盤を立てて背筋を伸ばし、前方の床のなるべく遠い場所に手のひらをつきます。
5)そして、背筋を伸ばしたまま、上体を倒し、ゆっくり深呼吸を繰り返します。
・太もも(大腿四頭筋)のストレッチ
1)うつぶせになり、両手をあごの下で重ねます。
2)片方の足を曲げ、かかとをお尻に近づけます。
3)曲げた足と同じ側の手で足の甲を掴み、太ももの全面を伸ばします。
4)30秒ほどその状態をキープしましょう。
トレーニング
産後の骨盤のケアに、ヒップリフトというおしりのトレーニングがあります。
1日2〜3セットを目安に、空き時間に取り入れてみましょう。
1)仰向けになり、膝を立てます。
2)身体をリラックスさせ、足を肩幅程度に開き、両手を伸ばして身体の横に置きます。
3)肩から膝までのラインが一直線になるよう、お尻を引き上げます。
4)そのままお尻の筋肉に力を入れ、5秒ほどキープします。
6)ゆっくりとお尻を下ろし、力を抜きます。
7)一連の動作を10回繰り返しましょう。
産後の不調の施術法
TREATMENT
産後の不調の施術法
TREATMENT
浅草橋エメット鍼灸院・整骨院の産後の不調に対するアプローチ
姿勢矯正
悪い姿勢を続けていると、肩や腰などに負担が集中し、痛みの原因となることがあります。
とくに、妊娠するとおなかが出るため、バランスを取ろうと反り腰になりやすく、産後もそのくせが残ることがあります。
当院では、全身のバランス改善を目指した姿勢矯正が可能です。
手技やストレッチを組み合わせて緩んだ筋肉にアプローチし、正しい姿勢を取り戻します。
EMS
EMSとは「電気的筋肉刺激」の略称で、電気刺激によって効率的に筋肉を動かす施術です。
体幹や骨盤底筋などのインナーマッスルは、一般的なトレーニングだけでは鍛えにくい筋肉です。
しかし、骨盤の安定性を高めたり、尿漏れを防いだりと、骨盤まわりを安定させるうえで欠かせません。
EMSは、鍛えにくい筋肉も刺激できるため、いち早く筋力アップを目指したい方に向いています。
トレーニング
筋力を維持するためには、日々のトレーニングが大切です。
当院では、トレーニングのアドバイスも可能です。
身体の状態や体力にあわせて、スクワットなど適切なメニューをレクチャーするので、無理なく筋力アップを目指せます。
よくある質問
Q&A
よくある質問
Q&A
ホルモンバランスが戻るのにはどのくらいの時間がかかりますか?
産後3か月〜6か月程度かかるといわれています。
産後はいつまで安静にしていたらいいですか?
産後3週間程度は、とくに身体を休めるように努めましょう。
産後の尿漏れの原因はなんですか?
骨盤底筋や骨盤まわりの靭帯の緩みが考えられます。
産後はなぜ貧血になりやすいのですか?
母乳として赤ちゃんに鉄分が分けられてしまうためだと考えられます。
なぜ産後は頭痛が起こりやすいのですか?
赤ちゃんのお世話で肩や腕に負担がかかり、頭部への血液の循環が悪くなっていることがひとつの要因として考えられます。
産後に身体の痛みが続くのはなぜですか?
ホルモンバランスの変化によって関節が緩んでおり、負担がかかりやすくなっているためだと考えられます。
産後、疲れが溜まりやすいピークはいつまでですか?
個人差はありますが、産後1か月〜3か月の間がピークだといわれています。
産後いつから整骨院・接骨院・鍼灸院に通えますか?
産後1か月の検査で問題がないようであれば、通っていただけます。
出産から1年たっていますが、産後のケアは間に合いますか?
はい。
なるべく早いケアをおすすめしていますが、産後1年以上たってからでも可能です。
産後に足がだるいのはなぜですか?
骨盤まわりが緩んでいることで足への負担が増えたり、筋力が低下していたりするためだといわれています。